もくじ
小牧山城（愛知県）とは？
愛知県小牧市にある小牧山城。尾張と美濃の国境近くにあり、織田信長が岐阜城攻略の拠点にしたお城。山頂には”天守閣風”の建物があり、小牧市歴史館になっています。
春は桜の名所としても知られています。続日本100名城の149番です。
小牧山城（愛知県）のスタンプ情報。設置場所や時間は？
| 100名城スタンプ情報 | |
| スタンプ |  |
| 番号 | 続日本100名城「149番」 |
| スタンプ設置場所 | 小牧市歴史館 |
| スタンプ可能時間（営業時間） | 9：00～16：30 |
| 公式サイト | ■愛知県 公式観光ガイド |
続日本100名城のスタンプは小牧市歴史館（小牧山頂上にある天守風の建物）にあります。
小牧山城の御朱印・御城印・城郭符
令和元年9月から販売がスタートした小牧山城の御城印。織田家紋、徳川家紋の2種類があります（1枚300円）。
こちらはお城EXPOで頂いた小牧山城の御城印。織田信長が使用していたという「麒麟の花押（サイン）」が入った御城印。
上）「織田木瓜」
中央）「揚羽蝶」「永楽通宝」
下）「麒麟の花押（サイン）」
麒麟の花押は織田信長が小牧山城～岐阜城時代に使っていたことから、「麒麟の城」とも呼ばれています。
【キャストビジュアル公開】
織田信長（おだ・のぶなが）
染谷将太#麒麟がくる pic.twitter.com/7ZP3ZlJDHT— 【公式】大河ドラマ「麒麟がくる」毎週日曜放送 (@nhk_kirin) December 22, 2019
大河ドラマ「麒麟がくる」では、小牧山城も登場するのか？！楽しみですね。
| 小牧山城の御城印・城郭符情報 | |
| 御城印（御朱印）の有無 | あり |
| 頒布場所 |
・小牧市歴史館 ・れきしるこまき（小牧山城史跡情報館） |
| 料金 | |
お城EXPOでゲットした「城びと ポケット御城印帳」に保管。御城印を御朱印帳に貼るのは抵抗があったので、ポケット式の御城印帳は「待ってました～」という感じ^^
表紙もカワイイです。
小牧山城ってどんなお城？
| 小牧山城 基本データ | |
| 築城者（年） | 織田信長（1563年） |
| 主な城主 | 織田氏 |
| 有名な戦いの舞台 | 小牧・長久手の戦い |
| お城の構造・種類 | 平山城 |
| 見どころ・現存する遺構 | |
| 天守 | – |
| サクッと小牧山城年表 | |
| 1563年 | 織田信長により小牧山城が築城（奉行：丹羽長重） |
| 1567年 | 織田信長、稲葉山へ居城を移し「岐阜」と改名 |
| 1584年 | 小牧・長久手の戦いで徳川家康が陣地を構える |
| 江戸時代 | 尾張徳川家の領地になる。 |
「小牧山城（愛知県）」の見どころ 現地レポ
愛知県小牧市にある小牧山城は、織田信長が岐阜城攻めの拠点にしたお城。以前は岐阜城攻めの為の「一時的な砦」説が有力だったようですが、近年の発掘調査で大発見。砦ではなく、本格的なお城で信長自身の居館も小牧山の麓にあったのではと言われています。
永禄期（1558～1570年）小牧山城推定想像図（小牧山城パンフレットより引用）
信長が小牧山城にいたのは4年間。稲葉山城（岐阜城）に移ったあとは、いったん廃城になりますが、秀吉VS家康の直接対決が行われた「小牧・長久手の戦い」では徳川家康の陣城になっています。
名鉄小牧駅から小牧山城までは約1.2km、徒歩20分ほど。バスもありますが、歩いていくのもオススメ。直線の道なので、まず迷うことはない＆徐々に近づいてくる小牧山の上の天守風の資料館を眺めながら歩けます。
この道は「信長公 夢・チャレンジ街道」というネーミングが付いていて、信長が誕生してから小牧山城を築くまでのエピソードが紹介されています。
発掘調査で発見された石垣
広い公園になっている小牧山のふもと。ここに、家臣たちの屋敷が並んでいたとされています。
「信長の御殿跡？」と推測されるのは、ひときわ大きい区画。
今回は搦手口から登城。山道を10分ほど歩くと資料館に到着！
石垣の裏込石がドーン。
大手道方面から見上げる資料館。
（小牧山城パンフレットより）
かつてはこんな感じだったとか。
模擬天守から眺める眺望
現在建っているのは名古屋在住の実業家の方が、個人で寄贈した模擬天守（資料館）。素晴らしいですね。管理人もお城に寄贈出来るような実業家になりたいものです。
「模擬でも良い。使えるかどうかだ。」
石垣が残っています。
資料館最上階から見渡す絶景。名古屋テレビ塔、名古屋駅前の高層ビル群も見えます。
ツインアーチ138方面（一宮市）
名古屋飛行場方面（県営名古屋空港）
信長さんが美濃攻めの拠点にした小牧山城。岐阜城も見えるらしいのですが、この日は見つけられませんでした。
こちらは尾張徳川家19代の徳川義親氏の銅像。江戸時代は「家康公の聖地」として庶民の入山が禁止されていた小牧山の土地を小牧町（当時）に寄付。所有の土地や財産をガンガン寄付したことから、「投げ出しの尾張侯」とも呼ばれたとか。
帰りは大手道から。
大手道の両サイドには家臣の屋敷が立ち並んでいたとか。
小牧山の麓は桜の名所
桜の名所でもある小牧山。お花見シーズンはライトアップも行われています。
小牧山の麓にあるさくらの園。
見渡す限り桜。芝生に寝っ転がって青空タイム。
こちらは大手道にある「桜の馬場」
小牧山城（愛知県）のアクセス
| 小牧山城（愛知県）のアクセス | |
| 住所 | 〒485-0046 愛知県小牧市堀の内１丁目 |
| アクセス |
・ ・犬山城周辺のホテルを探す（楽天トラベル ・犬山城行きのバスツアーを探す（ |
| 駐車場 | あり |
電車で愛知県の日本100名城・続日本100名城をする人にオススメしたいのは名鉄小牧ホテル。小牧山城の最寄り駅に直結していて、乗換なしで犬山城へいけます。（駅からちょっと歩きますけどね・・。）個人的には乗換なしなのが楽でした。
小牧山城の周辺情報
間々観音（小牧山城から徒歩すぐ）
もともと小牧山にあったお寺、間々観音。信長の命令で現在の場所に移設されたとされています。
「お乳」の寺として有名でお乳絵馬、お乳手水舎など”お乳”満載です。
間々観音の写真満載の現地レポはこちら↓
田縣神社（小牧山城から車で約12分）
田縣神社の写真満載の現地レポはこちら↓
犬山城（小牧山城から車で約25分）
愛知県犬山市にある犬山城。江戸時代からの天守が残る現存12天守、国宝五城の一つ。城下町＆城内の三光稲荷神社はインスタ映えスポットとして若い女性にも大人気です^^
日本100名城の43番です。
まとめ
小牧山城の関連記事
小牧山城関連の書籍
織田信長・豊臣秀吉・徳川家康という三英傑の出生地であり、数々の名将を輩出した愛知県は尾張と三河の二国からなる。信長が美濃攻略の戦略拠点とした小牧山城から始まり、武田軍の猛攻をしのいだ長篠城など50の山城と17の平城を、概要図とアクセス図付きで掲載。
今から500年ほど前の戦国時代。日本はいくつもの国に分かれ、あらそいをくりひろげていました。わかき武将、織田信長は、まわりにバカにされながらも、古さにとらわれない自由な発想で天下の統一をめざします。
小牧山城＆
・麒麟がくる 大河ドラマ館とのセットのツアー
・国宝 犬山城とのセットのツアー
・東海エリアの日本100名城（名古屋城・岡崎城・岐阜城など）とセットでめぐるツアー
などなど、「犬山城」行きや「御城印」のツアーもあります【エリア・人数・時期限定】
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「現存している建物や石垣は？」
「日本100名城（続日本100名城）のスタンプはどこで押せる？」
などなど、写真付きの現地レポでお伝えします^^