もくじ
名古屋城(名古屋市)とは?
愛知県名古屋市にある名古屋城。金のシャチホコで有名な日本三名城にも数えられる名古屋のシンボル。尾張徳川家(徳川御三家)のお城です。
名古屋城では御城印も頂けます。日本100名城の44番です。
名古屋城(名古屋市)のスタンプ情報。設置場所や時間は?
100名城スタンプ情報 | |
スタンプ | |
番号 | 日本100名城「44番」 |
スタンプ設置場所 | 1.正門改札所 2.東門改札所 3.総合案内所 |
スタンプ可能時間(営業時間) | |
公式サイト | ■名古屋城 公式サイト ■名古屋城 公式twitter ■名古屋城 公式Facebook ■名古屋城 公式インスタグラム |
管理人は正門近くの「総合案内所」で押しました。すぐ近くに御城印を買える売店があります。
名古屋城の御朱印・御城印・城郭符
名古屋城の御城印(2020年特別版)。数量限定で販売されていました。
中央)名古屋城 徳川の家紋(三つ葉葵)
左)子年印
国の特別史跡とは、国宝と同格とされる価値の高い史跡のこと。
お城EXPOでゲットした「城びと ポケット御城印帳」に保管。御城印を御朱印帳に貼るのは抵抗があったので、ポケット式の御城印帳は「待ってました~」という感じ^^
名古屋城の御城印・城郭符情報 | |
御城印(御朱印)の有無 | あり |
頒布場所 | 名古屋城内の売店 |
料金 | 300円 |
名古屋城内の売店でいただけます。レジでお伝えすれば出していただけます。
名古屋城ってどんなお城?
名古屋城 基本データ | |
別名 | 金鯱城(きんこじょう)、金城(きんじょう) |
築城者(年) | 徳川家康(1609年) |
主な城主 | 徳川家(尾張) |
お城の構造・種類 | 梯郭式・平城 |
見どころ・現存する遺構 | 櫓3棟(重要文化財)・天守台の石垣、門3棟、庭園、石垣、堀/【再建】天守、本丸御殿 |
乳金物(饅頭金物) | |
天守 | 【再建】層塔型(五重七階地下一階)鉄筋コンクリート造 |
サクッと名古屋城年表 | |
1520年代 | 駿河国守護の今川氏が柳之丸を築く |
1532年? | 織田信秀(信長の父)が柳之丸を奪い、那古野城に改名 |
1609年 | 徳川家康が徳川義直の居城として名古屋城築城開始 |
1945年 | 名古屋大空襲で名古屋城焼失 |
2018年 | 本丸御殿の復元工事が完成 |
徳川家康が豊臣家(大阪城)との合戦を想定して、大阪城包囲網を形成(姫路城、彦根城、伊賀上野城など)。その総仕上げとして築かれたのが名古屋城といわれています。
1610年から約20万人を動員する天下普請で築城。それまでの尾張の中心地は「清須」でしたが、都市機能も名古屋へ移し、徳川義直(徳川家康の九男)が城主になります。
天下普請・・幕府の命令で全国から大名を集めて築城させた国家事業。
「名古屋城(名古屋市)」の見どころ 現地レポ
【再建】天守、本丸御殿
名古屋城は言わずとしれた名古屋のシンボル。日本三大名城・日本三名城にも含まれる日本を代表するお城!
江戸時代から残る3つの櫓
戦前まで国宝だった名古屋城の天守。残念ながら戦争で焼失してしまいましたが、3つの櫓が江戸時代のまま残り現存しています(全て重要文化財)。
・西南隅櫓(正門近く)
・西北隅櫓(御深井丸内)
特に注目なのが、西北隅櫓(御深井丸内)。三重の櫓で、現存天守よりも大きいとか。
お城に監視・攻撃・防御するために建てられた建物。
東南隅櫓(現存・重要文化財)
外から見ると二重ですが、中は三階になっています。普段は入れませんが、春と秋に特別公開が行われています。
西南隅櫓(現存・重要文化財)
こちらは西南隅櫓。天守と「西南隅櫓(重要文化財)」は人気の記念撮影スポット。ここは随時、見学可能なので必見。
西北隅櫓(現存・重要文化財)
東南・西南櫓とは少し離れた場所(御深井丸)にあるのが西北隅櫓。
名古屋城内から至近距離で見れますが、オススメは外からの眺め。
正門を出て右手側、ホテルナゴヤキャッスル方面へ。
このあたりから見る天守も素敵です。
クイーンのブライアン・メイもインスタ投稿していたナゴヤキャッスルからの景色。今年の秋に建て替えのために一時停止になっちゃうみたいですので、チャンスです。
ナゴヤキャッスル前からスタスタ歩くと正面に見える「西北隅櫓」
屋根が三重・三階。
江戸時代から現存する三階櫓の中では、熊本城(宇土櫓)に次いで全国2位の大きさ。現存天守として知られる高知城・宇和島城・丸岡城の天守よりも大きいとか。
通常は非公開ですが、GWや年末年始などに限定公開されるので内部を見学可能です。
消防法の観点から、中に入れる人数も制限されています。清州城の木材が使われたかも?とされ、「清須櫓」とも呼ばれます。
織田信長が産まれた場所?!二の丸庭園
二の丸庭園は名古屋城の前身である那古野城本丸があった場所。「麒麟がくる」でも話題の織田信秀(信長の父)が城主だった時代に、織田信長ここで産まれ、幼い頃を過ごした説もあります。
国宝だった名古屋城の天守
多くのお城が明治の廃城令などで壊されてしまいますが、名古屋城の天守は昭和に入っても現存していた20の天守の一つ。しかも国内最大規模の天守として国宝に指定されていました。
しかし、残念ながら昭和20年の名古屋大空襲で消失・・・。現在の天守は昭和34年に鉄筋コンクリートで再建されたもの。
現時点(2020年)では天守内は入れません。
名古屋城で注目なのは天守だけじゃなく、天守台の石垣。見事な反り具合。戦国三大築城名人ともされる加藤清正が担当。
・藤堂高虎
・黒田官兵衛
名古屋城といえば「金の鯱」。実はオスとメスがいて、向かって左が雌(メス)・右が雄(オス)なんだとか。よーく見るとオスの方がちょっと大きめに造られています。
だから、どうしたという話ではありますが・・笑。話のタネにはなりますね。
復元された本丸御殿
天守の内部を見学出来ない今、ぜひとも訪れたいのが「本丸御殿」。将軍が上洛する際に宿泊施設として使われていたとか。
天守同様、昭和の名古屋空襲で焼失してしまいますが、幸い資料が残っていて、同じ材料・工法にこだわって復元。空襲の直前に避難した「ふすま(重要文化財)」などが現存しています。
本丸御殿と天守のセットの景観もカッコイイ。天守が木造で復元されたら、どんな景観になるんでしょうねぇ。楽しみです。
名古屋城内で最大の石「清正石」と・・
本丸にある名古屋城で一番大きな石が「清正石」。高さは約2.5m、幅6mです。
加藤清正ゆかり・・かと思いきや!全く無関係なんだとか・・笑。とりあえず有名な人の名前をつけちゃったんでしょうか。
名古屋城グルメ
名古屋城は広いので、石垣や遺構を眺めながら歩いてるとお腹ペコペコ・・。しかし安心してください。名古屋城内は、お腹を満たせるスポットもあります。
名古屋城(名古屋市)のアクセス
名古屋城(名古屋市)のアクセス | |
住所 | 〒460-0031 愛知県名古屋市中区本丸1−1 |
アクセス | ・名古屋市営地下鉄 「市役所駅(7番出口)」から徒歩5分、「浅間町駅(1番出口)」から徒歩15分 ・名古屋城周辺のホテルを探す(楽天トラベル / じゃらん) ・名古屋城城行きのバスツアーを探す(クラブツーリズム) |
駐車場 | あり |
クイーンのブライアン・メイも来日時に泊まったホテルナゴヤキャッスル。名古屋城の天守が丸見え!
名古屋城の周辺情報
清洲城(名古屋城から車で約20分)
清洲城の写真満載の現地レポはこちら↓
名古屋東照宮(名古屋城から徒歩)
もともとは名古屋城の三の丸にあった名古屋東照宮。400年前(1619年)に尾張藩の初代藩主・徳川義直(徳川家康の9男)が創建。
名古屋東照宮と末社の福神社の御朱印を一緒に頂くと見開きで頂けます^^名古屋城天守も描かれた豪華な御朱印帳も人気です!
豊国神社(名古屋市)の御朱印
豊臣秀吉の生誕地に鎮座する豊国神社。ここから大出世しただけに、出世・開運のご利益を頂けると話題です。
まとめ
名古屋城の関連記事
名古屋城関連の書籍
2010年は名古屋開府400年。金鯱をいただく天下譜請の名古屋城は、御三家筆頭尾張徳川家の居城。戦国期の姿を残す国宝犬山城は、木曾川にのぞむ「後堅固の城」。両城を豊富な写真・図版で解説。巻末には、散策に便利な城内地図つき。
・山城で電車じゃとても行けそうにない・・
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・お城好きの仲間と出会いたい・・
そんな時はバスツアーを利用するのもアリかも^^
(リンク先「歴史・文化」の「日本の名城ツアー」から探して見てください)
↓
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※「全国旅行支援特集」ページもあるので行きたい所を探してみて下さい。
「現存している建物や石垣は?」
「日本100名城(続日本100名城)のスタンプはどこで押せる?」
などなど、写真付きの現地レポでお伝えします^^