もくじ
津山城(岡山県)とは?
岡山県津山市にある津山城。「一二三段」と呼ばれる三段構えの縄張りが圧巻です。
城内に1000本以上の桜がある、西日本を代表する桜の名所。
「三大平山城」「日本さくら名所100選」「日本の歴史公園100選」日本100名城の67番です。
津山城(岡山県)のスタンプ情報。設置場所や時間は?
100名城スタンプ情報 | |
スタンプ | |
番号 | 日本100名城「67番」 |
スタンプ設置場所 | 津山城備中櫓受付 |
スタンプ可能時間(営業時間) | 【4~9月】8:40-19:00 【4~9月】8:40-17:00 【さくらまつりり期間中】7:30~ |
公式サイト | ■津山市 公式サイト ■津山市公式観光サイト |
津山城のスタンプは、津山城内の本丸にある備中櫓受付にていただけます。
津山城の御朱印・御城印・城郭符
右)森家の「鶴丸」と、森家の後に藩主になった松平家の家紋「三つ葉葵」
復元された備中櫓(日本100名城スタンプと同じ場所)で販売されています。
購入時に日付を入れて頂けます。
お城EXPOでゲットした「城びと ポケット御城印帳」に保管。御城印を御朱印帳に貼るのは抵抗があったので、ポケット式の御城印帳は「待ってました~」という感じ^^
津山城の御城印・城郭符情報 | |
御城印(御朱印)の有無 | あり |
頒布場所 | 津山城内の備中櫓受付 |
料金 | 300円(2種類あり) |
津山城ってどんなお城?
津山城 基本データ | |
築城者(年) | 森忠政(1603年) |
主な城主 | 山名氏、森氏、松平氏 |
有名な戦いの舞台 | |
お城の構造・種類 | 梯郭式・平山城 |
見どころ・現存する遺構 | 石垣、堀、備中櫓(再建)、塀(再建) |
乳金物(饅頭金物) | |
天守 | – |
サクッと津山城年表 | |
1603年 | 森忠政(森蘭丸の弟)が入城、築城に着手 |
1616年 | 越後国 高田藩から10万石で松平宣富が入る |
1900年 | 城跡を町が所有し、鶴山公園になる。桜が植えられる |
2005年 | 備中櫓が復元 |
津山城は森忠政(森蘭丸の弟)が関ケ原の戦いの後に13年かけて築城。
現在は鶴山公園として整備されている津山城。鶴山という山の山頂に築かれていることから、「鶴山城」という別名も。日本三大山城のひとつに数えられます。
「津山城(岡山県)」の見どころ 現地レポ
【復元】備中櫓
前日に「津山セントラルホテルアネックス 津山城前」に宿泊。早朝散歩しました。正面にある石垣にワクワク。
うわー!桜と菜の花のコラボ。まだお城に入っていないのですでに満足。
津山城は通常時は8:40分~開園ですが、さくらまつり期間中は7:30~開園。9時過ぎからドッと人が増えるので、人が少ない朝の散策がオススメです。
*備中櫓の見学時間は9:00~(無料)
一二三段(ひふみだん)と呼ばれる三段構えの縄張り
津山城のシンボルが一二三段(ひふみだん)と呼ばれる三段構えの縄張り。下から見上げるひな段状に積まれた石垣が圧巻です。石垣は当時のまま現存しています。
山頂には五重の天守があり、天守を取り囲むように櫓は60棟以上あったとか。その数、全国のお城でもトップクラス
「日本さくら名所100選」に選ばれ、「西日本随一の桜名所」とも言われるのも納得の絶景です。
写真で伝わるかわかりませんが、桜と石垣のコラボが素晴らしすぎて・・
本丸に到着すると、待ち受けていたのは五重の天守。その高さ約5m!
上から見ると複雑な縄張りがよくわかりますね。天守に到着するまでに桝形虎口が連続。かなり防御を意識した縄張りになっています。
復元された備中櫓
津山城築城400年を記念して2005年に復元された2階建ての備中櫓。かつて城内にあった櫓の中で最大のもの。ありがたいことに無料で見学できます。日本100名城スタンプ・御城印は備中櫓内で頂けます。
【さくらまつり期間中】9:00~18:30
【料金】無料
備中櫓横にはベンチが設置してあり、贅沢な景色をのんびりと眺められます。
天守台で恋が成就するハートの石を探せ!
天守台から眺める備中櫓。
かつては五重の天守があったという津山城。残念ながら天守は明治の「廃城令」で破却されてしまいますが、見たかったですねぇ。妄想を膨らませます。
天守台にはかつては、五重の天守がありました。しかし外様大名の森忠政が「五重の天守」を造るとなると、良くも悪くも目立ちます。幕府に「謀反でも企んでいるのでは?」と目をつけられても不思議じゃありません。
幕府に問い詰められた森忠政は、「四重の天守ですけど?」と主張。後日、幕府から調査の使者が来ると知ると、急いで4階の屋根を壊して、「四重の天守ですけど、なにか?」と、ごまかしたと伝わります。
そこまでして5重にこだわった理由は何だったのか・・?笑とっても気になりますが、なんだか憎めない人柄が伝わってきます。
西日本を代表する桜の名所
さすが、西日本を代表する桜の名所のひとつ。石垣をバックに咲き乱れる桜が見事で感動しました。
この景観を造ったのがこの方、福井純一氏。明治に公園化された津山城に桜を植え、「城跡を桜で埋めるなんて、阿呆の沙汰じゃ」と言われながらも、私財を投じて寄付したんだとか。生涯の大半を津山城の桜にかけたというとんでもないお方。素晴らしい景観をありがとうございます(涙)
津山城(岡山県)のアクセス
津山城(岡山県)のアクセス | |
住所 | 〒708-0022 岡山県津山市山下135 |
アクセス | ・JR津山駅から徒歩約10分 ・津山城周辺のホテルを探す(楽天トラベル / じゃらん) ・津山城城行きのバスツアーを探す(クラブツーリズム) |
駐車場 | 津山観光センター駐車場 普通車30台 |
(ホテルの部屋からの景色)
管理人は津山セントラルホテルアネックス 津山城前に宿泊。本当に津山城の目の前で、部屋から桜も丸見え。部屋に荷物をおいたままチェックアウト前の早朝に津山城を散策。まだ空いている時間で、チェックアウト時間までゆっくり楽しめました^^
津山城の周辺情報
中山神社(津山城から車で約10分)
美作国一宮。
津山城の四脚門が移築されている。
徳守神社(津山城から車で約5分)
津山城下の総鎮守「徳守神社」。
本殿に見事な彫刻があり、県の重要文化財。
まとめ
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・山城で電車じゃとても行けそうにない・・
・車の運転が苦手・・
・お城好きの仲間と出会いたい・・
そんな時はバスツアーを利用するのもアリかも^^
(リンク先「歴史・文化」の「日本の名城ツアー」から探して見てください)
↓
≪バスツアー/テーマのある旅特集≫クラブツーリズムお勧めツアーこちら!
※「全国旅行支援特集」ページもあるので行きたい所を探してみて下さい。
「現存している建物や石垣は?」
「日本100名城(続日本100名城)のスタンプはどこで押せる?」
などなど、写真付きの現地レポでお伝えします^^