もくじ
二条城(京都府)とは?
京都府京都市にある二条城
二の丸御殿(国宝)は、江戸時代から残る4城しかない御殿の一つで、「大政奉還」が行われた場所。世界遺産にも登録されています。
日本100名城の53番です。
二条城(京都府)のスタンプ情報。設置場所や時間は?
100名城スタンプ情報 | |
スタンプ | |
番号 | 日本100名城「53番」 |
スタンプ設置場所 | 大休憩所 |
スタンプ可能時間(営業時間) | 8:45~16:00(閉城17:00) 【7~8月】8:00~17:00(閉城18:00) 【9月】8:00~16:00(閉城17:00) |
公式サイト | ■二条城 公式サイト |
二条城のスタンプは、二条城内の大休憩所にていただけます。
大休憩所は拝観の出口近くにあります。
こちらで御城印も頂けます。
二条城の御朱印・御城印・城郭符
中央の文字)元離宮二条城(二条城の正式名称)
中央の印)徳川家の家紋である三つ葉葵
二条城では「御城印」ではなく「入場記念符」という呼び方
中央の文字)元離宮二条城(二条城の正式名称)
中央の印)三つ葉葵が金色に!
二条城の御城印・城郭符情報 | |
御城印(御朱印)の有無 | あり |
頒布場所 | 大休憩所 |
料金 | 300円 |
お城EXPOでゲットした「城びと ポケット御城印帳」に保管。御城印を御朱印帳に貼るのは抵抗があったので、ポケット式の御城印帳は「待ってました~」という感じ^^
二条城ってどんなお城?
二条城 基本データ | |
別名 | 旧二条離宮/恩賜元離宮二条城 |
築城者(年) | 徳川家康(1603年) |
主な城主 | 徳川氏 |
お城の構造・種類 | 輪郭式・平城 |
見どころ・現存する遺構 | 二の丸御殿(国宝)・櫓・門・番所・土蔵・石垣・堀・庭園 |
乳金物(饅頭金物) | あり |
天守 | 天守台のみ |
サクッと二条城年表 | |
1603年 | 徳川家康の上洛時の宿として築城、完成 |
1611年 | 二条城で徳川家康と豊臣秀頼が対面 |
1614年 | 大阪冬の陣。家康の本営になる |
1619年 | 徳川秀忠が改修を行う |
1624年 | 徳川家光が大改築。伏見城の天守を移築(現存 二ノ丸御殿) |
二条城は将軍が上洛する際の宿として、天下普請によって築城。
徳川家康・2代秀忠・3代家光もここで征夷大将軍に任命され、祝賀の儀を行っています。
(4代目からは江戸城へ)
「二条城(京都府)」の見どころ 現地レポ
現存する2つの櫓(重要文化財)
東南隅櫓(重要文化財)
かつて、二条城の外堀の四隅には見張り台の役目を果たす隅櫓が建てられていましたが、江戸時代の火事で焼失。現在は「東南隅櫓」と「西南隅櫓」の2つが現存。
写真はチケット売り場からも目にとまる東南隅櫓。
東南隅櫓から石垣を眺めながらテクテク歩いていくと、「西南隅櫓(重要文化財)」
こちらも約400年前に造られた現存の櫓。
ちょうど鳥が羽を広げていて、建物の装飾化していました。
二条城内から眺める西南隅櫓。
鮮やかな紅葉が彩ってました。
石垣に住んでる?鴨ちゃん発見。
せっかくなんで二条城の周りをグルっと歩いてみるのもグーですね。
こちらが二条城の正門、
約350年前に建てられた東大手門(重要文化財)。
世界遺産ということで、外国人観光客や団体さんも多く訪れる二条城。
かなり混雑します。桜シーズンは約100m近く行列が出来ていました・・(汗)
時間に余裕がない人は、あらかじめWEBチケットを購入しておくことをオススメします。
QRコードを提示すれば窓口に並ぶことなく入城可能です。
これがとっても便利でチケット購入に並んでいる人たちを横目にササッと入城できます^^
国宝の二の丸御殿を堪能する
こちらは二の丸御殿の正門にあたる「唐門」(重要文化財)
金箔で装飾されたゴージャスな門です。
よーく見ると・・・松竹梅に鶴。
これは長寿の願いが込められているんだとか。
こちらは聖域を守護する「唐獅子」
国宝の二の丸御殿。
現存する全国に4棟しかない御殿の一つ。
もともとは質素な造りだったようですが、後水尾天皇の行幸に備えて徳川家光の時代に大改造。
(↑二条城で販売されていたポストカードを購入)
二の丸御殿の中は撮影禁止なので写真はありませんが、建物の中も凄いです。
豪華な障壁画・歩くとキュキュッと音がなる鶯張りの廊下など見どころ満載。
伝説の作庭家でもある小堀遠州作の二の丸庭園。
後水尾天皇を迎えるために改修して以来、そのまま現存しています。
京都御所にあった御殿(旧桂宮邸)を移築したという「本丸御殿(重要文化財)」
本丸御殿は現在(2019年)修復中で拝観は出来ません。
日本史上唯一!天皇が登った天守台
石垣だけが残る「天守閣跡」。ここにはかつて五重六階の天守(伏見城から移築)があったとか。
しかし、約270年前に雷が落ちて焼失・・。
それ以来、再建されていません。
江戸時代初期、二条城を訪れた後水尾天皇は天守にも登って眺めを楽しんだそうで、二条城の天守は「天皇が唯一登ったことのある天守」なんだとか。
今は周りの建物や木々であまり遠くは見渡せませんが、天守があった頃はさぞかし素敵な景色だったんでしょうねぇ。
織田信長が築いた旧二条城の石垣
こちらは1569年、織田信長が足利義昭(室町幕府15大将軍)の為に築いたとされる旧二条城の石垣。地下鉄「烏丸線」建設の際、京都御苑近くで発見され、移築保存されたもの。
信長さんが築いた石垣・・
ほとんどの人に素通りされていますが、貴重な土蔵。
江戸時代初期のもので、お城では二条城のみに現存するものだとか(重要文化財)。
二条城内に3棟の土蔵が現存しています。
紅葉シーズンに訪れたい「清流園」周辺
中には入れませんが、清流園周辺は紅葉がキレイ。
石垣と紅葉。
「秋の小径」とという落ち葉の絨毯が広がる小径もあります。
桜の名所でもあるので季節ごとに訪れるのも良いですね。
二条城(京都府)のアクセス
二条城(京都府)のアクセス | |
住所 | 〒604-8301 京都府京都市中京区二条城町541 |
アクセス | 京都市営地下鉄東西線「二条城前駅」から徒歩1分 ・二条城周辺のホテルを探す(楽天トラベル / じゃらん) ・二条城行きのバスツアーを探す(クラブツーリズム) |
駐車場 |
二条城の周辺情報
神泉苑(二条城から徒歩約10分)
京都市にある神泉苑(しんせんえん)
東寺に属するお寺で、世界遺産 二条城のすぐ近くにあります。
神泉苑の写真満載の現地レポはこちら↓
御金神社(二条城から徒歩約10分)
京都市中京区に鎮座する御金神社
住宅街の中にポツンとある小さな神社ですが、「京都でも有数の金運神社」という口コミがジワジワと広がり、今や全国各地から参拝者が訪れます。
芸能人、証券会社の営業マン、宝くじの当選祈願で訪れる人も多いとか。
御金神社では、通常の御朱印&「金運金箔御朱印」も頂けます^^
御金神社の写真満載の現地レポはこちら↓
まとめ
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後水尾天皇は16歳の若さで即位するが、徳川幕府の圧力で2代将軍秀忠の娘、和子(まさこ)を皇后とすることを余儀なくされる。「鬼の子孫」八瀬童子の流れをくむ岩介ら“天皇の隠密”とともに、帝は権力に屈せず、自由を求めて、幕府の強大な権力と闘う決意をする……著者の絶筆となった、構想宏大な伝奇ロマン大作。
・山城で電車じゃとても行けそうにない・・
・車の運転が苦手・・
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そんな時はバスツアーを利用するのもアリかも^^
(リンク先「歴史・文化」の「日本の名城ツアー」から探して見てください)
↓
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※「全国旅行支援特集」ページもあるので行きたい所を探してみて下さい。
「現存している建物や石垣は?」
「日本100名城(続日本100名城)のスタンプはどこで押せる?」
などなど、写真付きの現地レポでお伝えします^^