もくじ
彦根城(滋賀県)とは?
滋賀県彦根市にある彦根城は、江戸時代から残る現存12天守・国宝五城の一つ。国民的アイドルひこにゃんでも有名なお城です。
彦根城は日本100名城の50番です。
彦根城(滋賀県)のスタンプ情報。設置場所や時間は?
100名城スタンプ情報 | |
スタンプ | |
番号 |
日本100名城「50番」 |
スタンプ設置場所 | 開国記念館内受付横 |
スタンプ可能時間(営業時間) | 8:30~17:00まで(入館16:30まで) |
公式サイト |
■彦根城 公式サイト ■ひこにゃん公式サイト ■ひこにゃん 公式Facebook |
彦根城の御朱印・御城印・城郭符
彦根城の御城印(旧ver)
*2020年現在、御城印は↑とは違う、新しいバージョンになっています。実際に頂き次第、紹介します。
左)井伊氏の家紋「彦根橘/井伊橘」
中央)国宝 彦根城
右)井伊の旗印「井」、井伊家当主に共通する名前「直」の字
お城EXPOでゲットした「城びと ポケット御城印帳」に保管。御城印を御朱印帳に貼るのは抵抗があったので、ポケット式の御城印帳は「待ってました~」という感じ^^
彦根城の御城印・城郭符情報 | |
御城印(御朱印)の有無 | あり |
頒布場所 | 彦根城管理事務所 |
料金 | 300円 |
彦根城の御城印は彦根城管理事務所(表門券売所)にて頂けます。
彦根城パンフレットのマップを見ると「開国記念館(彦根城管理事務所)」「表門券売所(彦根城管理事務所)」と、どちらも「彦根城管理事務所」と記載されています。
「どっちの管理事務所だ~」っと混乱^^
彦根城の御城印・・表門券売所
ですので(2020年現在)、覚えておくとスムーズかも。
滋賀縣護國神社の御朱印
彦根城の“二の丸佐和口多門櫓”手前に鎮座する滋賀縣護國神社。幕末~太平洋戦争までの戦争で亡くなった滋賀県出身の英霊をまつる神社。
滋賀縣護國神社では「井伊の赤備え」由来のカッコいい御朱印を頂けます^^
彦根駅から彦根城に向かう道をまっすぐで到着です。
彦根城ってどんなお城?
彦根城 基本データ | |
別名 | 金亀城(こんきじょう) |
築城者(年) | 1604年(井伊直継・井伊直孝) |
主な城主 | 井伊氏 |
有名な戦いの舞台 | |
お城の構造・種類 | 連郭式・平山城 |
見どころ・現存する遺構 | 天守(現存・国宝)、 櫓、門、塀、馬屋、石垣、土塁、堀など |
乳金物(饅頭金物) | |
天守 | – |
サクッと彦根城年表 | |
1602年 | 築城を計画していた井伊直政が死去 |
1604年 | 井伊直継・井伊直孝が築城 |
1878年 | 大隈重信の明治天皇への進言で解体を免れる |
1952年 | 天守・多門櫓が国宝に指定される |
天下分け目の関ヶ原の戦いで負けた石田三成の支配地に、井伊直政(徳川四天王)が入り初代彦根藩主に。彦根城の築城計画スタート。
井伊直政の死後は、長男の直継が受け継ぎ2代藩主の次男・直孝の時に彦根城が完成。以後、幕末まで井伊家14代の居城になります。幕末の「桜田門外の変」で有名な井伊直弼も、一時彦根城で過ごしています。彦根城の築城は様々なお城から石材などを調達、天下普請で行われています。
・西の丸三重櫓・・小谷城の天守
・太鼓門・・佐和山城
・天守・・大津城の天守を移築・改修
・石垣・・佐和山城
石田三成がいた佐和山城とは、わずか1kmの距離なので、運びやすかったんですね。
「彦根城(滋賀県)」の見どころ 現地レポ
【重要文化財】西の丸三重櫓、天秤櫓、太鼓門・続櫓、二の丸佐和口多聞櫓、馬屋
日本で唯一の櫓は重要文化財
・大手門券売所
・黒門券売所
・玄宮園東
・玄宮園西
彦根駅からも一番近い表門券売所が一般的ですかね。
天秤櫓(重要文化財)
天秤のよう(真ん中に橋があり、橋の左右に櫓)であることから、この名前に。日本で唯一の櫓で長浜城の大手門を移築、建造されたものだとか。
天秤櫓前の「鐘の丸」には、桜がたくさん植えられ、キレイでした。
江戸時代から残る「現存12天守」
明治の廃城令や空襲の被害にも遭わずに、生き残った現存天守(国宝)。高さは約21mあります。
彦根城天守の特徴は「現存天守で最も多い破風の数」。
外からは見えないようになっていますが、天守には弓矢や鉄砲で攻撃するための「狭間」が82ヶ所も!そのへんをチェックしながら天守内を見学すると面白いです。
破風とは、天守や櫓の屋根についている三角形の部分。天守の装飾、光を取り入れる、攻撃・防御などの目的があった。
西の丸三重櫓及び続櫓
天守を見学後、そのまま帰る人が多そうです。しかし、天守奥にある「西の丸」も見逃せません。
西の丸側からは、豪華な”国宝セット”(天守・附櫓・多聞櫓)を眺められます。素敵な表情。
西の丸三重櫓、続櫓(重要文化財)。裏手から攻めてくる敵を監視する役目。
滋賀縣護國神社と御朱印
彦根城の佐和口前に鎮座する滋賀県護国神社。幕末~太平洋戦争までの戦争で亡くなった滋賀県出身の英霊をまつる神社。
滋賀縣護國神社では「井伊の赤備え」由来のカッコいい御朱印を頂けます^^
滋賀県護国神社に納められた彦根藩の最後の藩主 井伊直憲(井伊直弼の息子)の甲冑。現在は彦根城博物館に保管。カッコいいですねぇ。
二の丸 佐和口多門櫓(重要文化財)
多聞櫓・・細長い平らな櫓のこと。
“ひこにゃん”にはどこで会える?
彦根城といえば、「ひこにゃん」。築城400年イベントのイメージキャラクターとして登場して以降、大人気。
ゆるキャラブームの先駆者ともいわれています。
「ひこにゃんにはどこで、いつ会えるの?」
ひこにゃんには”原則”「毎日」会えますが、会える場所は天候・イベントなどで変わります。彦根城に行くと「本日のひこにゃん」というひこにゃん出現情報が掲示されています。もしくは公式サイトに「本日の登場スケジュール」が記載されているので要チェック。
今回、管理人が会えたのは「彦根城博物館」。
見てください。大人気です・・^^
「かわいいーーー!!!!!(黄色い声)」
女性達に熱狂的に歓迎されるひこにゃん。
羨ましそうに見つめる管理人(おっさん)を前に、ドヤ顔のひこにゃん。
ちっ。悔しいが、かわいいから許してやる。
ひこにゃんの由来
ちなみにひこにゃんは「招き猫伝説」に由来してるといわれています。
江戸時代、彦根藩二代藩主の井伊直孝(大阪冬の陣で真田信繁と対決)が、鷹狩の帰り道に豪徳寺前(東京世田谷区)で白猫とバッタリ。
「あ、あんなところに猫が……」
「ん? 何か私を呼んでいるようだ…ちょっと行ってみよう。」
白猫に手招きされるようにお寺に入ったところ、急な雷雨に。雷を避けられ、しかも豪徳寺の住職と意気投合。井伊直孝はお礼として「福招きの猫」をまつり、豪徳寺は井伊家の菩提寺になった・・。そんなエピソード。
この「白猫伝説」と井伊家のシンボル(赤備えの兜)がモチーフになり、誕生したとされています。
現在も豪徳寺には、たくさんの招き猫が奉納され、「インスタ映えする!」ってことで、若い女の子・外国人観光客にも人気。
彦根城は桜の名所!春は「桜祭り」も。
さくらまつり期間中は夜桜ライトアップも。イベントも行われ、近江牛などのご当地グルメ、ひこにゃんグッズも販売されます。
彦根城(滋賀県)の桜まつり | |
期間 | 2020年3/28(土)~4/16(木) *※桜の開花状況により、変動あり |
夜桜のライトアップ | あり(期間中8:00〜21:00まで) |
公式サイト | ■2020 彦根城桜まつり |
彦根城(滋賀県)のアクセス
彦根城(滋賀県)のアクセス | |
住所 | 〒522-0061 滋賀県彦根市金亀町1−1 |
アクセス | ・JR彦根駅から徒歩15分 ・彦根城周辺のホテルを探す(楽天トラベル / じゃらん) ・彦根城行きのバスツアーを探す(クラブツーリズム) |
駐車場 | あり |
彦根駅から徒歩8分、表門まで徒歩5分。彦根城に一番近い彦根キャッスルホテル。
部屋からの眺望はキャッスルビュー(天守)と石垣ビューがあり、天守を見ながら入浴できる「城見の湯」も。楽天トラベル ゴールドアワード2018受賞
彦根城の周辺情報
宝厳寺・竹生島神社(彦根港まで12分)
琵琶湖に浮かぶ竹生島にあるお寺、竹生島 宝厳寺&竹生島神社。日本三大弁天のひとつ。
安土城(彦根城から車で約40分)
滋賀県近江八幡市にある織田信長が築城した安土城。日本初の本格的天守が築かれていた名城で、現在も天守台や石垣の一部などが残ります。
お城を管理している摠見寺の御朱印、御城印、信長ファン必見のオリジナル御朱印帳も頂けます。日本100名城の51番です。
まとめ
彦根城の関連記事
彦根城関連の書籍
・山城で電車じゃとても行けそうにない・・
・車の運転が苦手・・
・お城好きの仲間と出会いたい・・
そんな時はバスツアーを利用するのもアリかも^^
(リンク先「歴史・文化」の「日本の名城ツアー」から探して見てください)
↓
≪バスツアー/テーマのある旅特集≫クラブツーリズムお勧めツアーこちら!
※「全国旅行支援特集」ページもあるので行きたい所を探してみて下さい。
「現存している建物や石垣は?」
「日本100名城(続日本100名城)のスタンプはどこで押せる?」
などなど、写真付きの現地レポでお伝えします^^